Echo-Box社会芸術 吉田富久一
2007.10.6 sat〜11.25 sun
10:00am〜18:00pm(最終日は17:00pmまで)
神戸ビエンナーレ2007 アートインコンテナ
作品解説と製作意図 震災がヒントになり、振動エネルギーの転換装置と、様々な通信メディアの情報伝達上の特徴を扱った。直接ことが起こる第一現場と、これとは別に通信メディアを介した先のもう一つの現実を第二現場と位置付ける。
第一現場:コンテナ内に、正方形に分割した揺れる床を3列に設置。中央を通路に、これと連動するように両脇の床に鋼柱を立てる。入場者が前進しステップを踏み込むと揺れが増幅し、暴れる鋼柱は、天井付近に張ったワイヤーを連打して音を奏でる。入場者にとっては・動作と作用を直接的に実体験できる現場である。
通信システム(携帯電話とライブカメラ):携帯電話への外部からの着信は、居合わせる人の意思とは無関係で唐突である。こ、の信号をスイッチに動力を作動、喰る電子音が空間に木霊する・ライブカメラが・揺れる床の意思的な作用と着信コールの唐突な出来事と同居し・人々が混乱する様を捉え、その映像はリアルタイムに配信され続ける。したがってコンテナ内は24時間公開されると同時に、世界中から監視されることになる。
第二現場:そこには、通信を媒介に拡がるWebユーザーの現場が存在する。ライブカメラと携帯電話のどちらかを単独で、あるいは併用してコンテナ内と交信できる。しかし、人々がWeb映像を見ながら携帯電話を発信する遠隔遊戯に興じる姿が目に浮かぶが、コンテナ内での直接体験とは別の間接的な日常である。
つまり、我々はコンテナ内の様子を優れた通信システムを媒介にして覗いてみ(も、直接コンテナに居合わせない限り、彼等観客が不安定な床の揺れと、突然の電子音に襲われる不安や恐怖感までは味わえない・そればかりか・装置の動作の物理的時閂差と操作のタイミングのズレを生じるところから、我々はストレスを増すばかりである。
振動装置内の観客、これとWebユーザーを繋いでも尚、両現場の間では情報伝達が捻れ、相互に意識のズレを生じるが、この作品は統合されるものとする。
根抵の意図・参加への意義 主催者の芸術祭開催の公式意図には「テーマはr出会い… 』。港町としての発展を象徴するコンテナを用いて、芸術文化が集い出合う場をつくる。現代アートから伝統芸術、伝統文化、デザイン、ファッションなど、多様性の共存と混じりあいながら生まれる創造性の探求はグローバル化の進んだ現代社会における普遍的なテーマ」(「神戸ビエンナーレ2007概要」)としています。
芸術祭開催にあたる主催者の意識の根底には、公式意図とは別に、言わずとも語らせる裏の意図が潜んでいるのではないでしょうか。
それは先ず、震災の際に全国の方々よりの様々な支援が、被災した神戸市民に勇気を奮い立たせてくれたことに感謝。そして震災から13年目を迎えた今、神戸が前向きに復輿してきたことを、返礼の意味を込めて芸術祭の開催で示そうとしているのではないのでしょうか。その上で新たな「出会い」を求めていると思われます。
当時(1995.Ll7)、メディアを通して震災が伝えられると、直ちに全国、世界中から、多くの団体や個人の方々が支援に当たられたと伺い知るところです。同時に少なからず混乱も来したことでしょう。報道と実際のズレ、的外れな支援物資、被災者のその後と人々の関心の低下。しかし、神戸市民は長距離ランナーのように時間を掛けて復興に努力してきました。
したがって、本件により再び各地の人々が神戸に拘わる機会に恵まれたことは、プロジェクトへの参加・協力、及び現地観察することで、神戸復興に対する祝杯を意味し、神戸と各地域の人々の新たな出会いが始まる意義ある行為と言えましょう。
吉田富久一 社会芸術
[東京]現場に設置した直接体験型の振動装置(踏床弦楽器たる共鳴ボックス)と通信システムを使った作品。加えて、携帯電話の着信で作動する振動装置とカメラを通して24時間解放したインターネットを使って遠隔操作できる。
WEBカメラで、会場が丸見え?[案内1]通信アクセス
■現場を画像で確認したい方は
パソコンから
http://echo-box.miemasu.net画像が見えない場合、必要なActiveXをインストールして下さい。
携帯電話から
http://echo-box.miemasu.net/mobileまでアクセス願います。
携帯電話でスイッチ操作!■現場へ信号を送りたい方は
携帯電話番号 090-6183-9242 までアクセス願います。
[案内2]留守電アナウンス[闇の中の木霊]
こちらは、神戸ビエンナーレ2007、
アートインコンテナ、吉田富久一ブース"ECHO BOX"です。
ただいま、電話に出ることができません。
呼び続けておりますが、ひたすら闇の中をこだまするのみです。
やっぱり、作品に触れたい![案内3]会場アナウンス[ボタンを押して中へお入りください]
こちらは、神戸ビエンナーレ2007、
アートインコンテナ、吉田富久一ブース"ECHO BOX、です。
アナウンスを聞き終えましたら、
入口のカーテンをくぐり中へお入り下さい。
そのまま、中央の明るい路面をゆっくりとお進み下さい。
あなたを異空間へ誘います。
尚、感電の恐れがありますので、
揺れるオブジェにはお手を触れないで下さい。
ハイヒールの方は危険ですので、入場をご遠慮願います。
[案内4]会場表示[著作権・肖像権の取り扱い]
このブース"ECHO BOX、、にはWebカメラが設置され、世界中へ公開されます。
彼方も、作品を構成する一部であることを御理解下さい。
御賛同いただける方のみの入場が許可されます。
肖像権の保護を過敏に主張される方は、御退場願います。
尚、第三者による映像の改ざんや悪意を持った扱いを禁じます。
Fukuichi Yoshida
神戸ビエンナーレ2007「アートインコンテナ」
テーマ:「出会い〜人・町・芸術」
会期:10/6(土)〜11/25(日)
午前10時〜午後8時 ※最終日は午後5時まで
会場:神戸メリケンパーク神戸市中 央区波止場町
主催:神戸ビエンナーレ組織委員会 http://www.kobe-biennale.jp/html/biennale.html
アートインコンテナカタログ http://www.kobe-biennale.jp/html/ejntroduction.html交通・アクセス飛行機で・「神戸空港」からタクシーで約20分
新幹線で・「新神戸駅」からタクシーで約15分
・「新神戸駅前」よりシティー・ループで乗車約20分「中突堤」下車1分
電車で・市営地下鉄海岸線「みなと元町駅」から徒歩約 10分
・JR・阪神「元町駅」から徒歩約15分
・神戸高速(阪急・山陽) 「花隈駅」から徒歩約15分
タクシーで・JR・阪神・阪急「三宮駅」から約10分
・JR・阪神「元町駅」から約5分
車で・阪神高速道路「京橋ランプ」から約5分※周辺には駐車場(有料)有
バスで・市バス90系統「中突堤」下車1分
事務局:〒650.8570
神戸市中央区加納町6-5-1神戸市役所2号館1階
電話:078-322-6598
E-mail:
office-2007@kobe-biennale.jp